immune to ~の影響を受けない
The Economist 2006年1月7日号 Bayes rules (Psychology) より (その1)
招(しょう)です。みなさん、鏡開きはしましたか。もう今月も三分の一過ぎてしまったんですね。
さて、それでは早速、The Economistの記事から英語表現を拾っていきましょう。
18世紀英国の聖職者トーマス・ベイズの確率論は、グーグルの検索サービスをはじめアプリケーションの開発に大きな役割を果たしているそうです。これがいわゆるForbesやFortuneのような、経営や投資の視点から編集されるビジネス誌の記事であれば、企業よりの記事になるのでしょうが、そこはThe Economistのこと。生真面目に正面からベイズ派の確率論に向き合っています。
◆ SCIENCE, being a human activity, is not immune to fashion. ◆
まずは、本文冒頭の一文です。immune to ~ でもともとは「~に免疫がある」という意味です。Collins COBUILD (HarperCollins Publishers)では、 If you are immune to a particular disease, you cannot be affected by it.とあります。ここから、「~の影響を受けない」というもうひとつの意味が出てきます。同じくCOBUILDではIf you are immune to something that happens or is done, you are not affected by it.とあり、例文としてFootball is not immune to economic recession.とあります。つまりは「影響を受けずにはいられない」ということになるわけです。私たちはついうっかり「科学」とは普遍的なものだと思い込みがちですが、科学の世界にも、その時代の流行というものがあるのですね。そのことを読者にまず思い起こさせることで、読者を引き込んでいく、そんな文章です。
この記事の英文は、Economist.comから、有料購読会員でなくても閲覧が可能です。明日も、引き続きこの記事から、役に立つ英語表現を見ていくことにしましょう。
また、このベイズ理論については、少し古い記事になりますが、cnet.comに興味深い記事がありますので、トラックバックしておきましたので、参考にしてください。ではまた。
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ベイズ統計学入門
著者:渡部 洋 |
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